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【ネタバレなし】廃船を探索して60人の船員の安否と真実に迫る「オブラ・ディン号の帰還」が良すぎた

こんにちはニシイです!

「オブラ・ディン号の帰還」というゲームをクリアしまして、もーーーーーーめっちゃくちゃ楽しかった!!!!ので感想。

「オブラディン号の帰還」より

全クリ到達できたので、総括というか感想というか所感というか、とにかくそういうやつまとめました。

「オブラ・ディン号の帰還」あらすじ

消息を絶った「オブラ・ディン号」が数年後急に現れた。
保険調査員である主人公は、死の瞬間にワープできる懐中時計を使い、船内に残った白骨死体から船員・乗客全60名の身元・安否を捜査していく…。

とにかく全編ゾクゾクする(色んな意味で)

正直言うと、最初めっちゃくちゃ怖かった。マジで。

もともと私ホラー耐性なくて、映画もゲームも避けてるんですよ…。

今まで見たことない独特のグラフィック(後述)に惹かれて手に取りましたが、
こちら側の脳内で映像を想像しないといけない部分も多くて、「もしかしてこの死体ってこうなってるんじゃね…!?」と気づいた時の恐ろしさたるや。

そして多種多様()な死の瞬間がわんさか出てくるので気が滅入ることも多々ありました。ヒーン!!

あと、最初からチュートリアルとかもなく、マジでなんの情報もない状態からのスタートです。

淡々と1人で船を探索していくのである意味孤独との戦いでもあります。

広い廃船にひとりぼっちてさ!もうめっちゃくちゃ怖いからな!!!

私、広くて暗い場所恐怖症(?)だから地下に行けば行くほど早く帰り゛だい゛!!!!」ってなってました。

全て白黒のグラフィックとかっこいいBGMに浸れる

現在は色鮮やかなゲームが主流になっていますが、このゲームのグラフィックはとにかくどシンプルで、全てモノクロドット絵で描かれています。めちゃくちゃかっこいい。けどどこか怖い。しかしこの雰囲気が唯一無二でたまらないんだ…。個人的にですがキャラクターがドアップでこられたらめちゃくちゃビビる。

「オブラ・ディン号の帰還」より。”いる”なぁ…………。

また、BGMもオシャレで重厚感があってかっこいいです。このゲームのゾワゾワ感をさらに引き立てる要素になっています。

雰囲気にどっぷり浸れるので、怖いけどめちゃくちゃ中毒になります。たまらん人は本当に好きだと思う。

推理が当たった瞬間の脳汁がやばい

身元特定に使う手記があります。ここにどんどん船員の情報を書き込んでいきます。

手記の中には60名全員の名前・役職・出身国が記載された名簿、スケッチが残っています。これもめちゃくちゃ大事。

「オブラ・ディン号の帰還」より。最初に分かるのはスケッチと場所と死の直前の会話のみ。

メモは絶対とれ

このゲームはとにかく記憶力とメモと論理的思考が大事になります。

気づいたことはとりあえずメモ。身体的特徴とか、会話とか。

また、各キャラの死の瞬間が断片的にしか描かれないので、判明する真実の時系列もバラバラです。

例えば

  1. 地下の部屋にて、キャラAがキャラBに抱えられながら息を引き取るシーン
  2. キャラCの死の間際に、Bが上の階から降りてきた。その下でAが血だらけで這いつくばって移動しているシーン
  3. Cが武器を持ってAを追いかけ回しているシーン

が順番で見られたとします。

もちろん1〜3がそのままつながっているわけではなくて、それぞれのシーンから想像して、時系列を自分の中で組み立てていかなければならないやつなんです。なのでメモ!絶対!必要!!

前述の名簿・スケッチを照らし合わせながら、服装で役職を推理していき、死の間際の会話から関係性を割り出していき、それがぴったりハマった瞬間脳汁ドバドバです。

3人正解するまで次に進まないので、不安なところもあると思いますが、意外に勘でもどうにか当たります。私も何人かは消去法でやってました。

「オブラ・ディン号の帰還」より。感電死っぽいなーって思ったらとりあえず入れておく。

というか公式が消去法でしか特定できない人もいるからな!って言ってました。

好きな実況者さんもこのゲームをプレイしてて、あだ名つけながらやってたのでそれもありかも。

攻略サイトを頼るのも全然あり

どうしても詰んでしまって、もう自力じゃどうにもならない…となったら、有志の方が攻略ヒントをあげてくださっているので、そちらを見るのも全然ありです。というかめちゃくちゃ見ました。

ストーリーの解説と考察 ここでは、wiki主の見解に基づいて、各章においてのストーリーの流れと個人的な考察と見解をまとめています。 ※このページは全編、ネタバレを含む内容です。未クリアの方はブラウザバ...
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心折れそうになったらちょろっとヒント見て、着実に進めていくのもいいと思います。特定できたら答えを開いて詳細を見るとまた楽しいです。

事実以外何も語られないからクリア後も楽しい

事実を知り、考察を見、彼らの事を考えてしまう

この作品でわかることは、「プレイヤーが探索して見つけた事象」
つまり、懐中時計で辿って見て行った光景のみなんです。

キャラの関係性、時系列、この事件に至るまでにどういった心情の変化があったのかなど…。

こういった裏側はまっったく語られないんですね。
我々は「起こったこと」しか見ていないので。あまりにも突然すぎて「え!?!?!」なったのは私だけではあるまい。

しかしインターネット社会、有志の方々による解説や考察サイトが豊富にあります!ありがてぇ~~!

ここではネタバレなしの記事としておきたいので、気になった方は
「オブラ・ディン号の帰還 考察」とかで検索してみてください。めっちゃ面白いので。

実際のゲームプレイは終了しても、彼らの事を考えずにはいられなくなります。

そして思いをはせるんだ、彼らの物語に…。

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