みなさんこんにちは!ニシイです。
今まで書いてきたFGO1部感想記事も一旦今日でおしまいです。
過去の感想文もまとめておきますね。
序章~2章の感想はこちら
3章~5章の感想はこちら
6章はこちら、7章はこちら
そして今回は終章「冠位時間神殿 ソロモン」の感想。
この日に更新したかったのは、実は終章クリアしたのがちょうど1年前のクリスマスの日だったんですよね。
日曜日だったのもあり、当時1日中家に篭ってプレイしてました。
(色んな意味で)最大級のレイドイベント
ソロモンが実装されたのは2016年12月22日。祝日含めた3日間の休日の直前という絶好のタイミングでした。
7章までクリアしたマスター対象のレイドイベント形式。
私あまりギルドとか協力プレイとか好きじゃないんですが、FGOのレイドは自分のペースでちまちまやっていけるようなもので、絶対参加しなきゃダメみたいなチーム制約がないのですごいやりやすいんです。
あくまでシングルプレイなのでね。
で、ソロモンのレイドイベの内容が
「200万体ずついるHP70万越えの魔神柱たち×6」を全マスターと協力して討伐すること。
単純計算で1200万体ですね。期限は大晦日まで。
数だけ見たらほんとにおっかない内容でした。私はマイペース派なのでちまちま頑張って倒していこうと思ってました。
ちょうど仕事で疲れてたので、寝て起きたら本格的に始めよ~~って思って寝た翌朝、
すでに1つめの魔神柱200万体討伐済
アァ!?
まだ12時間経ってないぞ!?
おいおいなんだこのふざけたペースは。
あとからTwitterで見たところ、
倒された魔神柱、バルバトスからドロップする素材が非常にウマウマだったこと、
アサシンクラスでもあったのでキャスター(主に孔明マーリン)の餌食になりやすかったこと
この2点のせいでガチ勢マスターによってワンパンキルで遊ばれてしまったことが発覚。
バルバトスの返り血を浴びまくったマスターたちは容赦なく次の魔神柱に狙いを定める。まるで「次はお前だ」と言わんばかりの眼差しで。
数が減ってくると自然に討伐ペースも早くなるので、1体(200万本分)が討伐されるたびに後ろに控えているラスボスはさぞ色んなものがちょちょぎれてたでしょうね。
みんなとクリスマス迎えたかったよね。
そして光きらめくクリスマスの日、追加分含めた計1400万超の魔神柱たちが完全討伐されたのです。この期間わずか3日。
本当に怖いのは私達人間ね(シン・ゴジラより)
極天の流星雨たち
圧倒的な勢力として登場した魔神柱たち。主人公とマシュだけじゃどうあっても立ち向かえない…!
その時、各特異点で主人公と縁を結んだサーヴァントたちが次々と登場。味方だった者も敵対していた者も。
敵味方関係なく出会った人々が大集合する展開はやっぱり良い。しょっぱなから涙腺が死んだ。
なんかもう、みんなありがとーーーーーーーーー!!!!!!!
あー!!あんたもあんたも!!!あんたも!!!!続々と来てくれて、本編以外の登場もなかったキャラまですっごいセリフ追加されてて、見たかった絡みが見られて、非常に感無量な演出でした。感謝しかねぇ。
愛と希望の物語
魔神柱討伐後シナリオが進み、ついに黒幕・ソロモン……の遺体に巣食っていた魔術式ゲーティアが登場。
デフォでHP150万越えか~~~ひゃ~~~~。
グレートせんとくんかなと思うビジュアルに慄く。カッコイイ人外ですわこりゃ…。あとしょっぱな宝具強すぎて泣いたし、マ、マ、マシューーーーーーーー!!!!!!!!!!!
「私はずっと先輩に守られてだったから」じゃねーよ守られてたのはこっちなんだよぉ!!!!!!!!
スチルも惜しみなく導入されており、Fateの本領発揮よぉマジで…。
スチルで見るマシュの背中はほんとにちっちゃくて、ずっとこの後姿に守られてたんですよ全マスターよ。
戦闘は怖いのにそれをこらえてマスターのために頑張ってきたマシュ…未来のために絶対に守り抜くという心は絶対に折れなかったマシュ……それがこの小さい背中に集約されてた…。
ゲーティア、マシュに対して「終わりのある命は悲しいとは思わんのか 滅びることのない永遠の命こそがいいのではないのか」と問う。
マシュの出した答えは「永遠なんてほしくない。私はこの一秒一瞬が愛おしいんです」
色彩だーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!(ドバー)
ここで主題歌の意味がすべて把握できちゃうんですよね。おかげで聴くたびにボロボロ泣く体になってしまった。
マシュの覚悟を見届けたロマニも行動を開始。
ロマニが何故ここに?と困惑するゲーティアと主人公。
そう、ロマニの正体は、冬木の聖杯戦争でとあるサーヴァントが勝利した際、聖杯に「人間として生きたい」と願い転生した青年の姿。
そのサーヴァントが、真のソロモン。ゲーティアの主ともいう存在。
人としての人間性を得て、ただの人間になって自由に過ごせるはずだったソロモン。
しかし、完全に人間に生まれ変わる直前にソロモンは見てしまう。
人理が消え、世界が終わってしまう光景を。
この時点でソロモンの自由はなくなっちゃったわけです。
最悪のシナリオに備え、人間としてゼロから学んできた10年間、誰も信頼できる人がいない地獄の日々を過ごすロマニ。
まさか人類が終わるなんて誰が思うかと…。
しかし主人公と出会い、一緒に戦いをくぐり抜け、真に信頼できる人ができた。彼であれば止められると。
マシュに命の尊さを語ったロマニは自分の魔術式であるゲーティアにも語る。
「限られた生を持って死と断絶に立ち向かうもの。終わりを知りながら、別れと出会いを繰り返すもの。
…輝かしい、星の瞬きのような刹那の旅路。
これを、愛と希望の物語と云う。」
これね、ゲーティアの
「(人の命など)どうあっても消えるだけ、最後は恐怖しか残らない!人間の一生なんぞ絶望と憎悪の物語だ!」
に対するアンサーになってるんですよね。
ゲーティアは必ず消えていく人の命に絶望して「憐憫」の感情を持つサーヴァント。愛するが故の絶望ですね。
それだったらもう俺が永遠の命で溢れた星を作ってやるワイと、始めに手がけたのがFGO1部での人理焼却だったわけです。
ソロモンに関する魔術・全ての功績、そして自身の存在すらをも無に返す宝具「訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの」を発動したロマニは、主人公にすべてを託し消滅。
宝具発動により、ゲーティアを構成する魔神柱たちも自ずと瓦解していくから勝機が見え…見え…………見えはしたんだけどさ…………………………?その………あまりにも犠牲が……………。
ここからのバトル、泣きすぎて判断全然できなかったわよ。
ゲーティアの「人」生
令呪も完全に使い切ったゲーティア戦。涙腺も精神も満身創痍で勝利したよぉ…。特異点からの脱出を図る主人公。
…の前に立ちはだかるものが一人。
魔神柱を総括するグレートせんとくん魔神王ではなく、その残り滓のようなもの。人王ゲーティア。
人の命の尊さ、人間としての生き様を見届けたゲーティアが初めて得た「限りある命」
この時、初めて「人」としての生を得、主人公と相対する。
主人公を倒したところで何も変わらないのに、それでもなかば意地のようなもので残り少ない人生を楽しむかのように戦う一人の男。
あまりにも愛おしいこの瞬間を駆け抜ける――。
音楽がめちゃくちゃほんと良くて、ダメ押しで泣かされてしまった。もっとゲーティアと遊びたい。それどころじゃないのに。
完全に二人だけの最終決戦。最後の一撃、初期からずっと一緒に戦ってきたレベル100のゲオル先生がキメてくれました。
BGMで見る最終決戦
この時の戦闘BGMのタイトルは「Fate/Grand Order」
これまでの集大成とも言える曲・タイトルになってます。
で、ここからは個人的考察になっちゃうんですが、
曲の最初がタイトル画面BGM「Grand Order」になって、その流れから各ボス戦である「運命」のメロディーになっていくんですよね。
「Grand Order」が人王ゲーティアの誕生
からの「運命」で自らの運命とも云うべき主人公と戦う
という流れにぴったり合ってるんじゃないかって思って。
この曲はゲーティアの人生に沿った構成だなぁって勝手に思って勝手に泣いてました。
どうでもいいですがこの曲、私のスマホのプレイリスト「しんどい」にぶち込んでおります。ハァ・・・・・・・・。
まとめ
クリア翌日が普通に月曜日で普通に仕事だったので、ひどいロスを抱えながら日常に戻りました。これが…ロスか………!!!!
最初からずっと一緒に当たり前のようにいた仲間がぽっかり消えた喪失感。しかもゲームシステム上、ストーリー以外では見えないんですよねロマニ。だからこそ、いつもと変わらないゲーム画面に呆然となってしまい…1週間くらいほんとに何もできなかった………。
今日でちょうど1部完結から1年経ち、仲間も増えてまた新たなカルデアライフを送っているんですが、忘れられるハズがねぇ……。
また会いたいけど回想でいいかな…実装されたソロモンがいたとしてもなんか違う…違う……ってなりそうなんだけどまぁとりあえず回しはしますかね()
そしてオルガマリー~~~所長~~~~~!!!!!所長は!!!どうにかサルベージワンチャンある気がするんだ!!!!!所長も幸せな人生過ごしてほしいよ…。
新所長って誰だよもーーー!!!!
とにかく去年のクリスマスはほんとに忘れられない日になりましたという話でした。
今年?今年は喉をやられながら転職活動してますよ。今からまた外出です。
年末の特番も楽しみですね。心の臓が震える…。
では!!!!
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